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日時:2008年04月06日(日)13:00キックオフ 会場:富山県総合運動公園陸上競技場
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日時:2008年04月06日(日)13:00キックオフ 会場:富山県総合運動公園陸上競技場
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カターレ富山
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チーム
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FC刈谷
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0
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0 前半 0
0 後半 1
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1
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得点
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87分 平林 輝良寛
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カテゴリ
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JFL公式リーグ戦
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節
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第5節
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日時
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2008年04月06日(日)13:00キックオフ
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会場
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富山県総合運動公園陸上競技場
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入場者数
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3,423 人
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天候
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快晴
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前節、今季2度目のアウェイ戦の地・沖縄北谷で、今季まだ勝点のなかったFC琉球相手に、敗戦を喫したカターレ富山。
躓きはしたが、見ている側にも少なからず余裕があった3節までの結果とは違い、この敗戦は非常にショックが大きかった。
サッカーという競技において、戦前の予想というものがいったいどれほどアテになるものか解らない。前年度の対戦成績も同じく。
しかしそれでも、そろそろ結果が付いてくるだろうと誰もが思っていただけに、ネットを飛び交う「カターレ敗戦」のテキストを誤報と思いたかった者は少なくないだろう。
「もう負けられない。」
このセリフは、本当に負けられないときまで、使わないでおくつもりだった。
まさかこんなに早く皆が強く思う日が来るなんて、県内がカターレ一色だった開幕前にいったい誰が想像できただろう。
期待されつつも良い成績が残せないでいるチームを見捨てずに、本来見せるべき姿を願い後押しするため集結した3,500のカターレファン。
ホーム県総合でファンがカターレ富山に望むのは、勝利のみだった事は言うまでもない。
長そでが暑いとさえ感じる。
空は快晴。
第5節、FC刈谷戦。
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開幕から4試合、計8失点。毎試合失点。
楚輪博監督は今季初めて、DF濱野主将とDF堤の不動であった両センターバックをスタメンから外した。
代わって起用されたのは、今季初出場である長身DF金と同じく長身DF橋元。
同様に、中盤では初スタメンとなるMF景山と、途中交代も含めて初出場となるMF長山の両ボランチを起用した。
さらに、初出場の今季新加入GK橋田の起用と、楚輪監督はかなり大胆にメンバーを選出した。
ある程度サッカーを見た事がある人であれば、この配員に驚いて当然である。
攻撃的な選手の交代は、流れを変えるというメリットがあるが、守備的な選手の場合はまるで逆に作用すると思うのが定説である。
怪我やレッドカードでの退場、或いはアクシデント的な事態が起こりえない限り、ディフェンスライン、ましてやセンターバックを2枚共代えるという選択は、低調気味のチームを指揮する者としてとても勇気のある采配と言える。
GKに関しても然り、開幕からゴールを守る正キーパー中川を代えるという選択も、退場や怪我がなければまず触らない部分であろう。
不調が理由であれば、セカンドキーパーの藤川が妥当である。固い守備が売りだったアローズでの実力を現JFL監督の中で一番知っているのが、おそらく楚輪監督であるからだ。
J2での経験があるとは言え、実力が未知数の橋田をサードとして考えるのが、お世辞抜きの見解であると行っても相違はないだろう。
しかし開幕戦以外、楚輪監督はセカンドゴールキーパーに藤川ではなく、橋田をベンチに入れていたこともここで触れておく。
前半開始。
初起用GK橋田が会場をどよめかせた。
4分、刈谷の攻撃が不発に終わりマイボールになった。
GK橋田のゴールキック。
このフィードが、なんと相手ペナルティエリア付近まで飛んだ。
この日DF濱野に代わってキャプテンマークを付けたFW石田がこれを受け、パス1本でゴール前のチャンス。
石田がペナルティエリア内で倒されるもノーファウルの判定。
10分、チーム内で唯一好調をキープするMF朝日がクロスに合わせたが、惜しくもGK正面。
17分、左サイドバックのMF中田のサイドチェンジ。これを右サイドバックのDF小田切へ。この大きな展開にFW永冨も絡みチャンスを演出するが、ゴールならず。
前半ここまでの時間、大きなチャンスはこの二つのみ。
カターレは中々攻め込めないでいた。
中盤で突つくが出し所がなく、最終ラインでボールを回すシーンが多かった。
20分、刈谷が左CKのチャンスを得る。DF小田切がヘディングで大きくクリア。
攻撃面では苦しい展開が続いたが、この日のボランチ以下守備的な選手は皆、非常に意識が高く集中して守れていた様に思う。
特に、DF小田切は積極的な攻撃参加や、労を惜しまないフリーランニングも多く、また1対1や空中戦でのディフェンスも素晴らしかった。
また、守備もさることながら、強烈なミドルを持つMF景山も積極的なプレイを見せた。
YKK AP時代も含め、この日の景山はかなり良かった様に思う。
時にはサイドの深い位置まで攻め込み、ピッチ狭しと駆け回っていた。
そんなMF景山から、この日一番のチャンスが訪れる。
28分、ボールをキープし攻め上がった景山が、刈谷ディフェンス陣の意表をつくアーリークロス。
これにFW永冨が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
が、惜しくもオフサイド判定となる。
電光掲示板にも一度はGOALが表示されたが、線審はしっかりとオフサイドを見ていた。
前半も中盤戦になってくると、ゲームが荒れていった。
両チーム共、球際での交錯が激しくなっていった。
主審の笛も多くなっていく。
第2節岡山戦で、闘牛士の様なボールさばきを見せていたイレブンではなく、この日のカターレは泥臭くボールに食らい付いていた。
この辺りから、徐々に刈谷に押し込まれていく。
37分、中央突破され、左にパス。走り込んできた選手にシュートされるも、DF小田切がナイスカット。
41分、右サイド深い位置からスローイン、センタリングはGK橋田がキャッチ。
43分、刈谷の武器のひとつであるロングスローを、左から放り込まれる。
クリアするものの続けて刈谷のCKでピンチ。
これもGK橋田がキャッチ。
45分前半終了間際、またしても左からロングスロー。
GK橋田が好セーブを見せ、再三のピンチを救った。
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メンバー交代は無し。
後半開始早々、DF小田切が競り合いチャンスを作る。
シュートまで持ち込むが、惜しくもゴール左。
2分、刈谷がゴール左45度の位置からFKを得る。
これはデフェンス陣がクリア。
3分、右から崩されセンタリング。この前のプレイでGK橋田が完全に逆を突かれ、フリーの選手にゴールネットを揺らされた。
が、前半のカターレ同様、オフサイドの判定でノーゴール。
6分、またもや左45度の位置から刈谷のFK。 これはゴール左上にそれた。
後半は序盤から、ピッチ中央での激しい奪い合いが続く。
10分、ファウルから刈谷にイエロー。
14分、中盤での不用意なパスミスから、カウンターを浴びる。
ペナルティエリアに放り込まれ、シュートまで持っていかれたが、ゴール左にそれる。
開幕からノーゴールのFW石田は、厳しいマークで思う様にプレイできない。
何とかボールを貰いに中盤まで下がってボールを受けるが、展開するには至らず。
苦し紛れのロングフィードを多用する。
前線の選手も含めた全員のプレスでようやく得たボールであっても、散々転がした挙げ句、出し所に困り安易に放り込むといった場面も多く、刈谷としては、それほど恐い攻撃ではなかったのかもしれない。
そんな中、21分にカターレは大きなチャンスを作る。 MF朝日がフリーで抜け出し、FW石田へ。
シュートは僅かにゴール右へそれたが、かなり惜しい場面であった。
25分、FW永冨が倒され、ゴール左の位置からFKのチャンスを得るも、刈谷DFがこれをクリア。
逆に26分、右からFKのピンチ。ヘディングで合わせられるが、ゴール上に大きく外れ難を逃れた。
27分、カターレはMF上園から、MF木本に交代。
30分、左CKのピンチ。一度はDFがはね返すも、セカンドボールを拾われ、ミドルレンジからシュートを打たれる。
しかしこのシュートをGK橋田が正面でキャッチ。
31分、今度はカターレの波状攻撃。
先程投入されたMF木本の積極的なアプローチからチャンスを作るが、刈谷の守りは堅く、フィニッシュまで持っていく事ができない。
刈谷のクリアボールから、カターレのCKかと思われたが、一番近い位置で見ていた線審がゴールキックの判定。
これに抗議したDF小田切がイエローを受ける。
会場からは大きなブーイング。
36分、残り10分を切ったところで楚輪監督が2枚目のカードを切った。
MF朝日に代えて、FW長谷川を投入。
カターレ初の石田、永冨、長谷川からなる3トップで、先程のMF木本同様攻撃的な選手起用を行った。
ここまで4節の毎試合失点から、刈谷戦に冒険とも言える守備的な布陣で臨んだ指揮官であったが、しかしこの時間はあくまで点を穫りに行く姿勢だったと言えるだろう。
37分、刈谷の右からのロングスロー。カターレディフェンス陣が凌ぐ。
続けて38分、左からCKのピンチ。
これは合わされるもゴール左にそれた。
40分、今度はカターレのチャンス。
MF木本のシュートはゴール左。
41分、右CKのチャンスを得たカターレだったが、ルーズボールを拾った波状攻撃も、効果的な攻撃ができぬままノーゴールに終わる。
42分、左CKのピンチ。
ここまでの時間、一進一退の攻防の中、再三のピンチを素晴らしい集中力で凌いできたカターレディフェンス陣であったが、ヘッドで決められ遂に先制点を許す。
前4試合のように、序盤から点を取られる様なゲームではなかっただけに、残り少ない時間ではあるが攻撃的にシフトした矢先に、逆に決められてしまったのは実に残念であった。
前半同様、後半もファウルが多かった為、相当のロスタイムが見込まれたが、終了間際この時間帯での追う展開はどうしても苦しかった。
カターレイレブンは悲壮感漂う表情で、それでも迫力のある攻撃を見せるが、実らず歯痒さが募った。
ロスタイム、この日最後の見せ場となった、MF木本の左サイド突破からFW石田へ。
無情にもシュートはゴールの左に外れた。
試合終了のホイッスル。
選手達は皆ガックリと肩を落とし、ある者は膝から崩れ落ち、ある者は悔し涙を流した。
静まり返った県総合には、刈谷イレブンの歓喜の雄叫びだけが響いた。
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冷たい言い方かもしれないが、ここまで結果が付いてこない状況は不憫としか言い様がない。
カターレ富山はその前身となったアローズ北陸とYKKAPの実績等から、開幕前にして「J内定」や「優勝候補」と言われるまでの前評判を有していた。
各マスコミがそう煽ってしまうのが行き過ぎな表現とも思わなかった。
数年前からJFLを見てきた記者や古参サポの目から見ても、圧倒的なカターレの強さを疑う者はいなかっただろう。
かくいう私も、それを大前提の上で今季のTOYAMA12を運営して行くつもりだったし、ほとんどの県民が2009年のJという舞台を信じていたはずだ。
だからこその開幕戦の1万超大観衆であっただろうし、今日まで「カターレ応援」と銘打ったブログが爆発的に増えた事でも、それがいかに現実味を帯びているの
かが伺える。
もう一度、ここまで5試合を振り返ろう。
今季初参戦のニューウェーブ北九州相手の開幕戦。快勝を予想していたが、結果はドロー。まだまだ開幕戦の緊張も加味した上でのご愛嬌といった雰囲気であった。
2戦目、またしても今季初参戦のファジアーノ岡山戦。TV中継もあり、初白星を疑わなかったが劇的な逆転での敗戦。
3戦目、毎シーズン下位のアルテ高崎線。前2節の結果からか、ホームとしては2戦目ということもあって、観客は開幕戦の半分以下に落ち込む。
逆転勝ちでなんとか初勝利を得たものの、開始早々に先制点を許したからだろうか、圧勝を期待していたからだろうか、高崎相手に苦戦を強いられたこの試合で、1、2戦目の結果が単なる「スタートダッシュ失敗」と思えなくなっていた。
4戦目、こちらも毎シーズン下位に低迷するFC琉球戦。連勝でそろそろエンジンがかかるだろうと、限りなく情報の少ない中でも勝利を疑わなかったが、2失点で敗北。
そしてこの5戦目。
いい加減そろそろ上位グループと離されるのはマズイと、誰もが思っていた。
ホームで勝利し、復調してほしいと3,000人を超えるファンが集まった。
不動のキャプテン濱野をベンチに置き、なりふり構わず結果にこだわった。
開幕から無得点のエース石田にも、ゴールの期待は高まった。
手は尽くした。しかし、負けた。
今、カターレ富山はどん底である。
とても苦しい状況に置かれている。
カターレ富山は強くないのか?
カターレ富山はJに行けないのか?
そう思ってしまうかもしれない。
試合が終わり、選手が挨拶にやってきた。
サポーターは怒っていた。
かなり厳しい言葉が飛んだ。
選手は顔を向ける事ができないでいる。
怒りの理由をわざわざ説明する必要なんてないだろう。
選手も、ファンも、その怒りの理由を知っていたからだ。
カターレを鼓舞する為に、遥か沖縄まで遠征するサポーターチーム「HELL VALLEY」のリーダーが、
拡声器で叫ぶ。
「メインスタンドを見ろ。これがお前たちの結果だ。」
メインスタンドに目をやると、イレブンの挨拶を待たずにゾロゾロと会場を後にする観客の姿があった。
ゾッとする程の現実がそこにはあった。
日本最大のクラブ浦和レッズ藤口社長が言った、
「勝たなければ客はこないといっているうちは絶対入らない。そういうもんじゃない。」
という言葉。
いや、しかし、今のカターレ富山には勝利が必要であると思う。
もしかすると、カターレ富山が迎えた、最初で最大のピンチかもしれない。
このまま結果が付いてこなければ、「J」が夢物語に終わってしまう可能性だってある。
サッカーという難しい競技において、そんな危機感はいったいどれほどの効果をもたらすのか解らない。
ここまで不安を煽っておきながら、私にはこの敗戦で確かに実感した事がある。
私は「カターレ富山は死なない」と自信を持って言える。
それは、敗戦を叱咤するサポーターや、岐路を急いだ一般層の観客が見せた非常に解り易いリアクションである。
ふがいない地元チームに呆れる一般層の観客の反応が、どれほどチームを奮起させるかご存じだろうか。
過去に、アローズ北陸やYKKAPが、格下相手にホームで惨敗したり、大量失点で連敗した事があっても、あれだけサポーターの怒りを受けた事があっただろうか。
そう、私はこの日、確かにサッカーチームのあるべき姿を見たのである。
期待に応えられない、エース石田の涙があった。
初めてベンチで味わった敗戦の屈辱に、キャプテン濱野は何を誓っただろう。
カターレ富山が負けて悔しいのは、我々がカターレ富山と一体だからである。
プライドを傷つけられたと感じるのは、カターレ富山としての誇りがあるからである。
我々は死なない。
カターレ富山は死なない。
(了)
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みんなでスタジアムに行きましょう。みんなで応援しましょう。
会場へ向かうその一歩が選手達の力になり、
チームへの後押しになります。
その一歩が夢への大きな一歩なのです。
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